四十九日法要とは?
2024.11.01
コラム
四十九日法要は、故人様の忌中から四十九日目までの期間を指し
その最終日に行われる仏教の法要です。
死後の審判や冥福を祈り、極楽浄土に導くことが目的であり
遺族は、この法要を節目に忌明け(いみあけ)として
喪に服す期間を終えるとされています。
四十九日中は祭壇にお花やお線香を絶やすことなく毎日供養を行い
結婚式や慶事などのお祝い事はできるだけ避けて過ごします。
そして法要当日には、親族や友人を招き僧侶の読経や焼香を通じて冥福を祈り
位牌への魂入れがされ、その後は会食が行われることが一般的です。
浄土真宗では、往生即成仏(人は亡くなったらすぐ極楽浄土へ行ける)の考えから
四十九日法要は感謝や仏教の教えを再認識する儀式となります。
各宗派や信仰によって儀式や意味合いは異なりますが
四十九日法要は故人様への冥福祈願とともに、遺族や関係者にとっても大切な儀式とされています。