本位牌の種類について
見た目や素材で大きく分けると、「塗位牌」「唐木位牌」など

他にも数種類あります。

それらの中から

今回は「唐木（からき）位牌」について簡単にご説明します。

唐木位牌は、黒檀や紫檀などの貴重な天然木を使用して作られたお位牌を指します。

これらの木材は一般的に「銘木」「唐木」と呼ばれ、その高い品質と美しさから重宝されています。

もともとは遣唐使の時代に海外から持ち込まれた木であり

「唐」が海外を指すことから「唐の木材」として呼ばれるようになったことが由来しているようです。

一般的には「からき」と呼ばれますが、「とうぼく」とも読まれます。

天然木位牌のひとつでもありますが、その中でも高級な木材を使用することから

別に呼び名をつけ「唐木位牌」と呼ばれており、特別感が感じられます。

素材自体が非常に高価であり、世界的な木材需要の増加によりますます貴重な存在となっています。

唐木位牌は、その高級な素材と職人の技術があわさって作られます。

その美しさと希少性から、唐木位牌は根強い人気があります。